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自然体獲得への道!  

身体の情報を素直に聴きましょう!

H20.6.11

身体はケガをする以前に、「ケガをする危険があるから注意しなさい」という情報を出していることがほとんどです。
しかし、その情報は「痛み」のような強くはっきりとしたものでないため見逃してしまうことが多いのです。

私が学生時代、肋骨を骨折した時の話しです。
当時柔道をしていた私は柔道着に着替え、稽古の準備をしていました。
そのとき、左の下部肋骨の辺りに違和感を覚えました。
むずがゆいような、気持ち悪い感じがする。
しかし、痛いわけではないので、気にせずに稽古をはじめました。

そして、乱取り稽古(お互い自由に技を掛け合う練習)のとき。
私が投げ技に入ったときでした。
技がうまく決まらず、畳にうつ伏せになった瞬間、
「ボキッ!」
音とともに息苦しい痛みがおそいました。
肋骨骨折。
稽古前に違和感を感じていた場所でした。

身体は
「ここがケガしやすい状態になっているから気をつけなさい」
と教えてくれていたのです。
その警告を無視した結果でした。

数えきれないほどケガをしてきた私ですが、振り返ってみると、ケガをする前にはほとんど必ずと言っていいほど前兆があるのです。
その前兆に素直に耳を傾け、注意すれば、大概のケガは大事が小事で済むはずです。

みなさんも、自分の身体の情報に耳を傾けてみてください。
身体は何かしら教えてくれるはずです。



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